妊娠中は、様々な不快な症状(マイナートラブル)が出てくることがありますよね。
つわり、頭痛、腰痛、股関節の痛みなど、他にもいろんな症状が出てくると思います。
今回はそんなマイナートラブルの中でも心の健康の問題。
実際私が経験した妊娠7ヶ月頃の情緒不安定な状態について紹介します。
- 妊娠中に情緒不安定になる原因とどのような症状が出るのか
- イライラ・不安の改善方法
- パートナーの目線からは妊婦の情緒不安定な状態はどう見えているのか、どう理解したらよいのか
- 実際に私の夫が読んでいた本を紹介(お父さんになる人におススメ!)
妊娠7ヶ月 イライラ、涙が止まらない
今回は妊娠7ヶ月の時にあらわれた情緒不安定について紹介します。
普段は、気持ちが落ち込んだりすることはないのですが、妊娠中はこんな症状が起きました。
- とにかく何もしたくない
- 何も食べたくない
- 動きたくない
- イライラする
- 何もしていないのに涙が出てくる
- いろいろなことが不安で逃げ出したい
こんな風にとても追い詰められたような状態になっていました。
私の場合は、こういう状態が妊娠期間中毎日続くわけではありませんでした。
妊娠7ヶ月頃、夫が出張続きで月に5日くらいしか自宅に帰って来ない状態だったのも不安になる原因だったのかもしれません。
妊娠中の情緒不安定の原因は?
妊娠して、赤ちゃんが生まれることは楽しみなのに、どうしてこんなに不安で、何もないのに涙が出るんだろう
早い場合は妊娠初期から気持ちが不安定になる人もいるみたいですね。
先が見えないイライラや不安に余計に不安になるかもしれませんね。
この情緒不安定な原因は、ホルモンです。
思春期にイライラしたり、生理前にイライラしたりしたことありませんか。
これらはホルモンの影響なんです。
妊娠中のイライラ、不安の改善法は?
私は妊娠5か月から、病院のマタニティヨガの参加していました。
通っていた病院のマタニティヨガのインストラクターは助産師さんだったので、妊娠中の注意や相談などいろいろできました。
私は、悩みを周りの人に話すことが苦手なのですが、この時は相当しんどかったのでしょう、助産師さんに相談しました。
妊娠中は特に理由もないのに、些細なことでもイライラしたり不安に感じたりすることは珍しいことではないよ
そうなんですね
momoさんの場合は、ご主人が出張で家を空ける日が多いことも原因かもしれませんね
そうなんです。夫がいたら安心できるんですけど。
息子と2人だと不安で。
あと、息子も6年生で難しい時期で、イライラも毎日で
そうですよね。6年生の男の子っていったら、やりにくいですよね。まずは、自分なりのストレス発散法を見つけて、信頼できる人に話してみるのもいいと思うよ
抱えていることを出してしまうんですね
どうやっても情緒不安定な状態が良くならないなら、心療内科を受診するのもいいと思うよ
心療内科ですか?
そう、心療内科って、敷居が高いかもしれないけど、話を聞いてもらおうくらいの気持ちで行ったらいいと思う。
うちの病院には心療内科はないから、別の病院を受診してもらわないといけないんだけどね
そうですね。心療内科に通うことをあまり重く考えなくていいんですね。
程度の差はあるけど、妊娠中にイライラしやすくなったり、急に涙が出てきたりする人は多いよ。
だから、あんまり心配しすぎずに、大きな気持ちでいることも大切だと思うよ。
パートナーも抱えている不安やストレス
妊娠中に女性が情緒不安定になっているのと同時に男性もストレスを抱えてる場合もあるんです。
お互いに向き合って、話をするのも大切ですね。
つわりで何も食べられない妻を見て心配
家事に不慣れでうまくできない
妻が常にイライラしている、些細なことで泣いてしまうので声を掛けられない
自分は本当に父親になれるのだろうか?
妻の要望に応えられない
こんなの私の辛さに比べたら大したことないじゃない!!察しなさいよ!!と思ってしまうかもしれませんね。それくらい、妊娠中は不安定になってもおかしくないです。
男性は、自分のお腹で赤ちゃんが大きくなっているわけではありません。
急に怒りっぽくなった
急に涙もろくなった
しんどそうにしてるから、ご飯を作らないでいいと言っただけで泣かれた
最後のは、私の友人夫婦の話です。
もう朝早く起きて弁当作らなくていいよ、近くのスーパーで弁当買うよ
私のことなんて必要ないのね!!私も頑張ってるのに!!
と言ってしまったそうです。普段なら
気を遣ってくれてありがとう
って言えるのに、言えなくなるのが妊娠中の情緒不安定な時。
えっ、俺、しんどそうにしてたから無理しなくていいって言ったつもりだったのに
って旦那さんもわけがわからなるし、腹も立ちますよね。
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妊娠中の奥さんが情緒不安定
でも考えて欲しい。
奥さんは、自分のお腹で大切な新しい命を育てている間、身体の変化に悩んだり、勉強したりしているはず。
旦那さんも同じようにお腹の中で赤ちゃんを育てられない代わりに、奥さんが今どんな心理状況なのか?
なぜそうなるかを理解してもらいたいですよね。
そして、サポートをしてあげて欲しいですね。
それが産後の夫婦円満にも繋がります。
夫は両親学級のテキストやこのような本を購入し読んでくれていました。
この本は、ドラマ化もされたコウノドリのモデルになっている荻田和秀先生が書かれた本です。
初めてパパになるパートナーに読んでもらえるようにプレゼントしてもいいかもしれませんね。通勤電車の中でも読むことができます。
ちなみに、友人の主治医が 荻田和秀先生 だったそうですが、
めちゃくちゃいい先生!!
血圧が高くて、診察前に自動測定器で測る時に緊張していたみたいで、「そんな緊張してたら血圧上がるでー」と気さくに声を掛けてくれてリラックスできたよ
と絶賛していました。
妊娠・出産マタニティブックとあるので、ママになる女性が読む本のように思われるかもしれませんが、もちろん男性も読んでもいいと思います。
私の夫は、今赤ちゃんがどんな状態なのか?私がどんなことに困っているかを知りたかったそうで、この本で勉強してくれました。
時折、私の知らないことも教えてくれました。
こちらは、分厚いので、通勤中は読むことができないので、家でゆっくり読んでいました。
まとめ
妊娠期間中に情緒不安定になるとこもあります。
私の場合は以下のような症状が出ました。
- とにかく何もしたくない
- 何も食べたくない
- 動きたくない
- イライラする
- 何もしていないのに涙が出てくる
- いろいろなことが不安で逃げ出したい
こういった情緒不安定の症状が出る原因は、妊娠中のホルモンの影響です。
妊娠中の情緒不安定を軽減させるには、
- 信頼できる人に聞いてもらう
- 心療内科を受診する
心療内科は敷居が高いかもしれませんが、話を聞いてもらうくらいの感じで受診しても大丈夫です。
妊娠中のママが不安な気持ちを抱えているのと同時にパパも不安でいっぱいですよね。
初めてのお子さんならなおさら。
是非、書籍などで勉強してみてください。