小学5年の息子から弟が欲しいと言われ、妊娠、出産に前向きになることができた私(当時35歳)。
- 35歳の母が10年ぶりの妊娠を決意するまでの気持ちを紹介
ある日、ガムを噛んでいたら、ガリッと堅いものを噛んでしまったんです。
えっ、何?
と慌ててティッシュに出してみると、子どもの頃に虫歯の治療で詰めていた金属が外れていました。
みなさんは定期的に歯医者さんに通っていますか?
私は、いい歳して歯医者が苦手なんです。
歯の治療自体も嫌だけど、歯並びが悪くて、それを見られているだけで嫌で嫌で仕方ないんです。
それでも穴が開いたまま放っておくわけにもいかず、歯医者へ。
歯の詰め物の下の虫歯が進行
金属を詰めていた歯は、虫歯が進行していました。
虫歯の治療して詰め物してるのに虫歯になってたら意味がないやん!
でも、これは仕方ないことみたいです。
歯は、食べたりしているうちにすり減っているらしいですね。でも、金属の詰め物はすり減らないそうです。
だから、歯と金属の隙間ができて、虫歯が進行することがあるらしいです。
詰め物の下は磨けないですからね。
てっきり詰め物を変えたらいいだけだと思っていたのに、虫歯の治療までするはめに。
赤ちゃんができてから治療するよりいいだろう
と思うようにしました。
親知らずの抜歯の話に発展
詰め物の下の虫歯の治療は特に問題なく終わりましたがあることを指摘されました。
下2本の親知らずが虫歯になりかけているよ
このまま放っておいたら隣の歯まで虫歯になりますから様子を見ましょう
妊娠希望なのですが、妊娠中に痛み出してきたら大変だから、今抜いた方がいいですか?
そうですね。
心配なら抜いた方がいいですね。
でも、神経が近いのでここでは抜けないので、口腔外科を紹介します
なんと口腔外科だと?なんやら大掛かりになってきてしまったな。
と思ってはいたけど、嫌とは言えず、
はい、お願いします
と言うしかありませんでした。そして、あれよあれよという間に、口腔外科で親知らずの抜歯をすることになっていました。
親知らずが虫歯になっていたら妊娠前に抜歯がよい
私は、妊娠中に虫歯が進行して痛みが出てきたら嫌だったので、妊娠前に抜歯することにしました。
これ、実際に正解だったようです。
妊娠後の両親教室での「妊娠中の歯の衛生」のお話で下のような話を聞きました。
- 妊娠中は、つわりなどによって口腔内が不衛生になることが多い
- 妊娠中に増加するホルモン(エストロゲン)は歯茎に炎症を起こす細菌(プレボテラ・インターメディア)の増殖を促す
- 妊娠中は唾液の分泌量が減り、自浄作用(自分の唾液で口腔内をきれいにするはたらき)が低下
このような理由より、妊娠中は非妊娠時より親知らずのトラブルが起こりやすいと言えます。
妊娠中は抜歯を行わないという方針の歯科もあります。(私が通っていた歯科はそうでした)
もし、妊娠中に虫歯が痛みだしても、消毒や投薬と言った応急処置で凌ぐことになります。
妊娠したことがある方はわかっていただけると思いますが、妊娠中ってただでさえ普段と違って苦痛な時もあるのに、それに加えて虫歯の痛みなんてあったら耐えられないですよね。
あなたが今虫歯になりかけの親知らずがあって、近いうちに妊娠を希望しているなら親知らずの抜歯を済ませておきましょう。