35歳で10年ぶりの妊娠をした経験を綴っています。
5か月の妊婦健診でも問題がなく、順調な妊婦生活を送っていました。
夫には妊娠検査薬で陽性が出てすぐに報告しました。
我が家には長男(当時小学校5年生)がいます。
その長男にはいつ報告しようかと夫と話し合っていました。
あまり早くに話してしまって、もし流産とかしてしまったら、悲しませるよね。
そんな話をしていた時、5か月の妊婦健診で、次回エコー検査をすることを聞いてみました。
弟か妹ができたことを小学5年生の息子に報告
6か月の妊婦健診の時、エコー検査をすると聞き主治医に質問しました。
11歳の息子がいるんですけど、一緒にエコーを見てもいいですか?
いいよ、ぜひ見せてあげてよ。ばあちゃんに見せるよりよっぽどいい。
どうやら先生、ばあちゃんが妊婦健診のエコー検査まで付き添ってくるのがお好きでないよう。
そんなことはいいとして、6か月時のエコー検査の前に息子に妊娠の報告をしようと決めました。
どう伝えようか考えたが、もうあっさりと伝えることにしました。
最近、お母ちゃんがしんどそうなのは知ってる?
うん、知ってる。
実は、赤ちゃんができたんよ。
えっ?ほんとう?
うん、本当。
おとうと?
いや、それは聞いてないからわからんけど。
そうか。いつ生まれるの?
予定日は5月の中頃。
へー。弟やったらいいな
- 息子が弟が欲しいと言ってくれたから妊娠することに踏み切れた話を紹介しています。
私たち夫婦は男の子だろうが女の子だろうがどちらでもよく、病院も性別は教えない方針だから、なおさら聞く気もなかった。
とりあえず、息子には伝え、喜んでくれたので良かった。
初めてのエコー検査立ち会い
主治医にも息子が立ち会う許可はもらったし、息子に妊娠の報告もしました。
しかし、問題は学校です。次回の健診は、2学期の終業式の日の9時だった。
年末年始は病院が休みになるので、健診の日時をずらすことはできません。
学校を休ませて、エコーを見せてあげるか。
結局、自分の弟か妹のエコー検査を見る機会なんてなかなかないと思ったので、学校を休ませることにしました。
事前に担任の先生にも話すと、
それはぜひ見せてあげてください
と言ってくださった。
当日、エコー検査の部屋に入って、キョロキョロしていた。エコー検査がどんなものかをよくわからないまま連れてきたから。
先生が来て、検査が始まると、息子はモニターをじっと見つめていた。
あっ、動いてる!
そう、これは手やな。
先生は説明してくれたが、よくわからなかったらしいが、お腹に赤ちゃんがいたことはわかったらしい。
将来のために
今回、息子にエコー検査を見せたのは、彼の将来のためでもあるんです。
将来、自分が父親になった時も、我が子がお腹の中にいる時から見てあげてほしい。感じてほしい。
そして、パートナーを支えてあげてほしい。
たまには有休を取って、健診に付き添ってあげるのもいいだろう。
身体の変化が大きくなり、気持ちも不安定になるかもしれない。
それを全てはわからなくても、わかろうとしてほしい。
お腹にいる時から、一緒に育ててくれるような男性になってほしい。
今はまだ、わがままばっかりでどうしようもないけど、わかってくれる日が来ることを願っている。